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執筆者の写真Rie Tanaka

あの日の記憶から今を観る





東京に行っていた娘が

帰ってきた6年前のあの日


久しぶりで嬉しすぎて


TVで見かけた

山の中のジェラートのお店に

どうしても連れて行ってあげたいと

待ち遠しくてしかたなかった


当日、道に迷いながら

車を走らせやっとの思いで

お店についた



うだるような暑い日だったけど

あの日食べたジェラートの味は

今でもしっかりと覚えている



でも、


人の記憶は

鮮明でいて

あいまい



つらかった時や悲しかった時の記憶

なかなか癒されることがなく、

つい最近あったことのように

情景や感情まで

細かく思い出し、

おまけに嫌な感情を付け足して

トラウマのように

自分で抱え込んでいる



反対に、



嬉しかった時や楽しかった時のこと

覚えているものの

あの時は嬉しかったな〜楽しかったな〜

とは思いつつ、

その出来事がさもあたりまえのように感じ

もう次の幸せに焦点があたっている



どちらの場合も



こころは『今』という


この瞬間になく

過去か未来に


彷徨っていることになる


この3次元の世の中は

相対(二元性)で

成り立っている



コインには表と裏があり



ゴールを目指すためには

スタートが必要である


明るさを感じるためには

今、暗さを感じていて

はじめてその感覚がわかる


相手の手の温もりを感じるためには

今、自分の手が冷たくなくては

その感覚は感じない


それなら、



過去や未来


不安や悩みを持っている

あなたは

今、どんな状態にいるのか


これがわかれば

『今、この時』

安心そのもの

であることに気づき


至福の時間を感じる

ことができる


今、あなたは幸せですか?


* … * … * … * …* … * … * … * …*


今までの自分の悩みの在り処と、

これからの自分の生き方を知る


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